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お知らせ

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スタッフ検診デー開催しました

クリニックの初めて試みとして、「スタッフ検診デー」を開催しました。

症状があって、内視鏡検査を受けたいと思っていてもなかなか受けれないでいたスタッフが多くいる状況でした。
そこで、実際に自分たちのクリニックで受けてみて患者さんの立場に立って体験してみるのもいいのではないか!とういうことから開催に至りました。
スタッフ検診デー
毎日、当たり前のように行っている内視鏡検査ですが、実際に検査を受ける側になってみて初めてわかることもあります。

・個室で下剤と向き合うの辛い
・どのような検査か知っていても不安や緊張があるので、優しくしてもらうと本当に嬉しい
・お通じが綺麗にならない状態が続くとつらかったが、ちゃんと綺麗な状態になるよって声かけすると安心すると思った

など、沢山の気づきがあったようです。

また、今回の企画で検査を受けたスタッフに、どうして他の病院ではなく自分のクリニックで受けようと思ったか質問していた中で一番印象的だったのが、「自分のクリニックで受けるのが一番信頼できるし安心する」という意見でした。

自分たちのクリニックを信頼できて安心できるというのはとてもすごいことだと思います。
自分たちが提供している医療を自信をもって患者さんに提供することができている証拠ですね。

この企画は、福利厚生に含むには費用の問題などもあるため、難しい点があります。
ですが、もっとこうなったらいいな、という構想はスタッフの中で沢山でてきていたようでした。
・バースデー休暇のような検査休暇などを設けられたらいいな
・家族も一緒に受けられたら、お互い安心して検査を受けられていいかも

また、課題も見えてきました。
普段、内視鏡検査に関わっている当クリニックのスタッフでも、検査の必要性があっても検査を受けることを躊躇ってしまいます。
今回検査を受けたスタッフの中には緊張して、検査を受ける夢を何回も見たという人も数名いました。
医療従事者でも、内視鏡検査を理解していても緊張する内視鏡検査を患者さんたちにどうやって理解してもらい、必要な時に検査を受けようと思ってもらえるのか。今回の色々な気づきや学びを活かして考えていけたらいいな、と思いました。

~スタッフの感想原文~
職場の人に自分の醜態を晒すのではないか、、という個人的な不安がありましたが、むしろ逆でした。
検査を受けるスタッフ同士で声を掛け合い不安を共有し、検査介助の人もスタッフなので不安の表出もしやすいし、終わった後もスタッフ同士で感想を言い合える。
他のところでは無理なことがたくさんありました。患者さんの不安な気持ちにも、前より寄り添えると思います。
次回はTCSも挑戦できそうと思いました。